こんにちは~Tabinchi(@Tabinchi1)です。
最近はキャンプをさらに快適に過ごすためにさまざまなギアを買い漁っている我が家。キャンプ歴15年にもなるというのにまだまだ物欲は止まりそうもありません。。(怖い)
つい先日にEcoTekというエアーマットのレビューを書きましたが、今回はクローズドセルタイプのスリーピングマット、サーマレストZライトをゲットしてしまったので特徴や使い心地など詳しく紹介していきたいと思います!
サーマレストZライトの特徴
サーマレストZライトには、「ソル」と「コヨーテ」の2種類があります。一般的によく見かけるのはソルの方ですが、今回は色に惹かれてコヨーテの方をチョイス。ここではサーマレストZライトコヨーテの特徴を書いていきたいと思います。
・使用時サイズ:51×183×2
・重量:410g
・素材:軽量EVAフォーム
・R値:1.7
商品情報はざっとこんな感じです。開封したときの第一印象としては、色がかっこいい!あと、意外とデカいなと思いました。
しかしさすがサーマレスト、素材の感じはEVAフォームを使用した他の格安スリーピングマットと比べると品質の違いは一目瞭然で、高級感すら感じることができます。
R値って?
アウトドアで使用するマットの商品詳細に書かれているR値って何だろう?なんとなくしか知らない、という方のために簡単に説明します。
R値とは熱抵抗のことで、素材の断熱性を表す値のこと。数値が大きいほど熱が伝わりにくく断熱性能が高いと言われています。
また、これまではそれぞれのメーカーの基準で測定されていたR値ですが、製品の仕様や規格を標準化する団体のATSMとサーマレストなどのアウトドアメーカーが共同でR値の新基準を作り、2020年から採用されることになりました。
ZライトコヨーテのAmazon商品ページを見てみるとR値2.2と表記されていますが、新基準によってR値1.7に変更となりました。
R値1.0~2.0:夏
R値2.0~4.0:3シーズン
R値4.0~6.0:オールシーズン
それ以上:厳冬期でもOK
上の目安を見てみると、どうやらZライトの使用推奨シーズンは夏オンリーということになります。といっても春の山で夜間の気温が一桁になるようなところでも、Zライトのみで何とか寝れています。ここらへんは寝袋やテントにもよると思いますので、一概には言えません。
ちなみに我が家のテントは真夏以外はローベンスのボイジャー4を使用しています。
冬キャンプでZライトを使う場合にはインフレータブルタイプの下に敷いて使用するのがおすすめです。
サーマレストZライト2種の違いは?
サーマレストZライトには、ソルとコヨーテの2種類があるということは冒頭でも書きましたが、実際にはどう違うのでしょうか。ソルについても調べてみました。
色や大きさ、重量などは両者とも違いはありませんが、ソルの方はアルミが蒸着されている分R値2.0と数値も高く、コヨーテと比べてわずかに断熱性が高いことがわかります。
実際にはソルを使ったことがないですが、アルミで加工されているため体温が反射されていくらか暖かく感じるのかなと思います。私は色が好みな方を選びましたが、見た目は気にしないから少しでも暖かい方がいいという方は、3シーズンまで使用可能なソルを選んでもいいと思います。
サーマレストZライトの良かった点・悪かった点
まず良かった点は、寝心地がとてもよかったことです。正直半信半疑というかあまり期待していなかったんですけど、キャンプで実際に寝てみるとある程度のデコボコはカバーしてくれるし、体が痛くて起きるということもありませんでした。また、Zライトはクローズドセルタイプのスリーピングマットなので、設置や片付けが楽に行えるというのもめちゃくちゃ助かります。保温性についてはまだ寒い時期に使用したことがないので、何とも言えません。。
悪かった点というか、ちょっと残念だったのはやはりかさばることです。その分重量は見た目に反してかなり軽いので、そこまでストレスになるということはありません。また、そのままの状態だとパカーンと開いてしまって、収納するのが少し大変だったことです。
開いてしまう問題はケース付きの物もあるのでそっちを購入するか、ダイソーなどで売っている平たいゴム状のベルトを使用すれば解決です。
↑こんな感じのやつです。
専用のケースは1000円以上とちょっとお高いので、私はダイソーでベルトを買いました!
で、このベルトを付ける際の注意点なんですけど、マジックテープのガジガジ?ベリベリ?部分をマットに当たらないように付けた方がいいです。
こんな感じで表面やられますので。。(泣)
春~秋のキャンプならZライトで充分
キャンプだけでなく登山好きの方にも選ばれているスリーピングマット、サーマレストZライトをレビューしてみました。暖かい時期にしか山には行かないよ、という方には値段も手頃で使いやすいのでとてもおすすめです。あとは車中泊をするときにもサッと使えていいですね!!
登山や年中キャンプを楽しみたい方はZライトだけでは寒さをカバーできないし、かさばるのでエアーマットタイプの物も持っていると安心です。
片付けなどが簡単なので、子供用のスリーピングマットにもいいですよ~!(我が家では大人エアーマット、子供クローズドセルて感じで使い分けています)
コメント